2016年10月27日

365 探訪あいち・岡崎市ホタル学校を訪ねて

●2016年10月10日(月・体育の日) 曇のち晴

 秋が深まってきました。今朝の名古屋の最低気温は14.1℃。自転車の乗っていると冷たい風の矢が刺さってくるようです。

 岡崎市は、ゲンジボタル発生の地として蛍の保護活動に力を入れています。美合地区、河合地区にはホタルの保護と環境美化を呼びかける看板が至る所に掲げられています。
 先月の「岡崎市サイクリング大会」で『ホタル学校』の存在を知り、本日の探訪あいちを企画しました。

 今回の参加者は、私以外全員が60代。ロートル集団です。
 菰野のカンさんと私はミニベロ、他の4人はロードバイクです。
 地元美合町のピンクパンサーさんは、その名のとおり綺麗な桃色で塗装されたnakagawaのクロモリロード。美しい造形で美術的雰囲気を醸し出しています。
 私は、以前はカーボンに憧れれましたが、ブランドロゴが違うだけでどれも似通った感じがして、今は細身のクロモリに惹かれます。
 ピンクパンサーさんが羨ましい。

 美合駅を8時25分にスタート。
 男川右岸の県道37号線を東進。通称「男川せせらぎ街道」はローディ達で賑わっていました。

 天恩寺駐車場で一服し、およそ1時間でくらがり渓谷に到着。
 休憩していたローディの方に集合写真のシャッターを押してもらいました。
 くらがり渓谷には次から次へとロードバイクがやって来ます。私達のようにここで折り返す人、この先田原坂を上って新城へと向かう人、いろいろですが、適度な坂道があって練習コースとして最適なのでしょう。

 二瀬橋を渡って1つ目の峠に向かいます。勾配は緩いので難儀することはありません。
 田んぼや畑の周りには、有刺鉄線ではなく、電流の流れる柵が設置されています。イノシシなど獣の被害防止のためなのでしょう。農作物を盗む人間の侵入を防ぐものでもあるかもしれません。

 「豊川市」の標識が見えたところからは、カーブの多い急な下りです。
 「事故を起こさないよう、慎重に下ってください」

 10時40分、国道1号線、名電赤坂駅近くの『奈良天理ラーメン天風』到着。11時の開店前に一番乗りです。
 下見のときにこの店に訪れたときは、行列ができていて入店を諦めました。なので、今日が初体験。試食してませんから、旨いか不味いか、心配です。
 味の好みは人それぞれ千差万別。自分は美味しいと感じても、それが口に合わない人もいます。殊にラーメンは醤油・味噌・豚骨、細麺・太麺、コッテリ系・アッサリ系、甘口・辛口、様々な種類があり、好みは分かれます。

 ちょうど6人掛けのテーブル席でした。
 私は、ランチセット(天風ラーメンとチャーハンで850円)を注文。
 看板メニューの天風ラーメンは、たっぷりの白菜を煮込んだ一風変わったラーメンです。一見油がギラギラしてくどそうでしたが、口にしてみると意外とアッサリ。豚バラ肉のチャーシューも好みの味でした。玉子入りの黄色い麺は程よい甘みともっちり感がありました。自分の中ではヒットです。
 ボリュームがあって、満腹です。

 11時45分、2つ目の峠に向かって出発。
 県道とはいうものの、車の行き違いが困難なほどの細い道。勾配もきつく、このコース一番の難所です。
 健脚の人には先に行ってもらいました。ヒルクライムは自分のペースでペダルを回さないと、とても疲れます。
 熱田のワカさんが、自転車押して上ってきたものの、他は皆さんは峠のてっぺんまでペダルを回して到達できました。

 ここからは気持ちのイイ、ダウンヒルです。上りでかいた汗がスーと引いていきます。大岩の湧水を経て、本日メインの『岡崎市ホタル学校』に到着。

 ここは平成22年3月まで鳥川小学校でした。閉校となった校舎を活用し、ホタルの保護や観察活動拠点として平成24年4月にホタル学校として開校したものです。
 「あまり大したものはないかもしれませんが、ゆっくり見ていってください」
 係りの男性が謙遜気味に言われました。

 懐かしい小学校の雰囲気が残るこの施設では、ホタルや自然環境について、見て楽しいイラストや模型のほか、人々がホタルにどう親しんできたのかという歴史についての資料も展示しています。また、ホタル飼育室にはゲンジボタルの幼虫や幼虫のエサとなるカワニナ(巻貝)を飼育しており、いつでも観察することができます。

 鳥川小学校130年の歴史を刻んだ石碑が建立されています。ピンクパンサーさんによれば、岡崎市と合併した額田町でしたが、人口減で3校は廃校になったとのこと。児童の数はこれからも減少していくようです。

 校庭で校舎をバックに集合写真を撮り、美合に向かって帰路に着きます。
 下り基調ですから、ペダルが軽く回ります。

 保母町交差点で日進市から自走で来たhbさんが解散。
 残り5人のメンバーで、おかざき世界子ども美術博物館、国道1号線ほたる橋袂にある『天然記念物おかざきゲンジボタル発生地の碑』に立ち寄って、美合駅にゴール。

 参加者の皆さん、お疲れ様でした。健脚揃いのメンバーでしたので、予定より早く終了することができました。ありがとうございました。

サイクリングコース
美合駅前(午前8時25分)→ 「岡町」交差点右折 → 「保母町御蔵橋東」交差点左折 → 「小美町深萩」交差点右折 → 県道35号岡崎設楽線 → 「茅原沢町」交差点右折 → 県道37号岡崎清岳線(男川せせらぎ道)→ 天恩寺駐車場 → くらがり渓谷 <折り返し> → 二瀬橋左折 → 県道334号・332号線 → 名電赤坂駅付近〔昼食・奈良天理ラーメン天風〕<折り返し> → 県道377号線 → 岡崎市ホタル学校[見学] → 県道37・35号線号 → おかざき世界子ども美術博物館 → 天然記念物おかざきゲンジボタル発生地の碑 → 美合駅前(午後1時55分)[解散]
距離:66km
最大標高差:241m
所要時間:5時間30分

参加者
菰野のカンさん、hbさん、白のトレックさん、熱田のワカさん、ピンクパンサーさん、幹事 計6人

使用自転車:KHS Manhattan m451S
走行距離:68.1km
走行時間:3時間49分
  

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2016年10月26日

364 山崎川JOG その40

●2016年10月9日(日) 雨のち曇

 風が強く吹き、桜の葉が黄色に染まってきました。秋になってきたなぁ、と体感します。

 北陸上競技場では白髪のおじさん達がサッカーの試合に興じていました。フットサルぐらいのゴールで、ゴールキーパーはいません。激しいチャージやタックルは無理だと思いますが、パスがつながってシュートできれば、ゲームを楽しむことができるでしょう。

 体力の衰えと気力の低下を防ぐには、「忙しく生きる」ことだという医者もいます。あえて毎日の仕事、やることをつくる。特に、手・足・口・頭を使うものが良い。とりわけ、自分のためだけでなく、周りのものや、人のためになるようなことができれば最高です。
 聖路加国際病院の日野原重明先生は100歳を超えても、5年先、10年先の予定を手帳に入れているそうです。先の人生は誰にもわからないですが、予定を自らつくることで前向きに生きることができると言えます。

使用シューズ:MIZUNO GX
走行距離:10.5km
所要時間:1時間22分
  

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2016年10月19日

363 生き生き長寿フェア マラソン交流会2016

●2016年10月8日(土)  雨のち曇

 朝起きると雨。今日は中止かな、と思いながらも身支度をし、朝食を取って、東海ラジオに耳を傾けました。
 「本日の生き生き長寿フェアは予定どおり実施します」
 6時29分にこの放送を聞いたときはまだ小雨が降っていました。カッパと傘を用意して出かけました。

 私が、生き生き長寿フェアのマラソン交流大会のスタッフに携わって12年になりますが、雨で中止になったことがありません。この日も結局、カッパも傘も使用することなく、大会運営ができました。

 午前11時半から、いのちの池3周コース(約3.4km)、12時15分から、同5周コース(約5.7km)が実施されました。参加者は合わせて110人くらいです。

 本日の運営スタッフは県庁陸上部9人とシルバーボランティアの方々6人。
 私は参加者の受付、周回チェックの受け持ちです。
 この大会では、自動計測機はありません。タイム計測・集計、着順は手作業です。周回ごとにゼッケンを見ながら記録するのは大変です。

 ゴール後、倒れ込んだり、ふらついたりした方が3人いました。高齢者が無理をしてはいけません。タイムや順位を気にし過ぎて得することはないのですから。
 笑顔でゴールする人もいます。マイペースで楽しんで走ること。それが幸せと生き甲斐につながります。

 ところで、私と同い年のTAさん、今年7月の合宿に参加しなかったので、どうしたのか聞いてみたら、30分も走ると体がだるく苦しくなってしまうとのこと。医者に診てもらっても内臓に特段の異常はなく、更年期障害のようです。
 今まで長距離走を趣味としてきた人間が、長い時間走れなくなるのは、辛いことです。回復を祈ります。
  

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2016年10月19日

362 探訪あいち・東海道スタンプラリーは実施しません

●2016年10月5日(水)  曇

 愛知県観光協会による「トコトコ東海道」のスタンプラリーに、昨年まで9回続けて参加してきました。
 しかし、今年は名所旧跡のスタンプとおすすめ店のスタンプをセットで集めて応募すると東海道の美味しい物産が当たる企画や各宿場の飲食店などの割引の特典がなくなり、開催日が指定された宿場まちウォークスタンプラリーのみとなりました。
 このため、サイクリングで巡るスタンプラリーは実施できません。探訪あいちとしても7回企画してきましたが、今年は取りやめとなります。残念です。
 来年は、従来の企画の復活を願います。
  

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2016年10月18日

361 農業大学校学生会陸上クラブと走る その8

●2016年10月4日(火)  曇

 1年生は10月21日まで農家へ派遣実習のため不在なので、本日の参加者は2年生の男子4人のみです。皆速いペースで走り去ってしまい、私は最後尾をマイペースで走ります。

 10月というのに気温が高く、走り始めて1kmも行かないところで、汗が噴き出してきました。

 ランニングによる発汗は、体内の水分を入れ替えられるため、常にフレッシュな水分を貯蔵させることにもつながるという効果があるそうです。それに気分をリフレッシュさせる作用もあります。
 「汗は心の化粧水」
と言う人もいますから、心と体のバランスを保つには、ランニングは最適な運動習慣です。

使用シューズ:puma complete HOMURA
走行距離:5.3km
走行時間:36分
  

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2016年10月15日

360 くらがり渓谷と岡崎市ホタル学校へ

●2016年10月2日(日)  曇時々晴

通勤定期を使って岡崎まで輪行しました。
 岡崎市サイクリング大会の現在と以前のコースを走ってみようと思います。

 9時30分、美合駅をスタート。
 男川せせらぎ街道を東進します。新東名高速道路の橋脚を通過したところに「天然記念物岡崎ゲンジボタル発生地」の石柱があります。昭和10年に美合地区が、昭和47年に河合地区が指定されたことを記念してのものです。岡崎市内でゲンジボタルを始め、ヘイケボタル、ヒメボタルなどが多く見られるのは、きれいな水が流れる川があるからです。ホタルが生息できる環境を守り続けていくことが大切です。

 県道は新城に続きますが、田原坂という曲がりくねった坂があるため、大型車はほとんど通りません。なので、ロードバイクの練習には最適の道です。何台もの自転車と行き交いました。

 1時間15分ほどでくらがり渓谷に到着。美合駅から23kmです。
 土産物店前で休憩していたローディ2人が、坂に向かって出発していきました。
 トイレから出たらまた1人やって来ました。白いラバネロです。スギノのトリプルクランクでしたから、オーダーメイドでしょう。私も欲しい1台です。羨ましい。

 折り返して、二瀬橋まで一気に下り。そこから左折して、千万町豊川線を南下します。南下と言っても道は峠に向かってだんだんと上りになります。でも、勾配はそんなに厳しくはありません。萩坂峠の頂き、「豊川市」の標識を通過すると、道は急な下りに変わり、弥が上にもスピードが出てしまいます。ヘアピンカーブを慎重にトレース。森の中から集落に出てきました。徐々に車が増えます。右手に東海理化の工場が見え、東名高速道路のガードを潜ると、まもなく国道1号線です。
 時間も正午前。ランチにしましょう。調べておいたラーメン屋に行きます。

 名電赤坂駅を過ぎて国道1号線との交差点角にそのラーメン屋はあります。その名は「宝塔」。
ところが、店の前には「準備中」の看板が。正午前だというのにどうしたことかと思って、営業時間を見たら、夕方からです。
 残念!
 仕方なく周りを見渡すと、「奈良天理ラーメン」の看板が目に入りました。新しい店です。店の外に5、6人並んでいました。店内には順番待ちのお客さんが多数座っていて、時間がかかりそうです。諦めて、西の方を見ると「ラーメン夢笑」の看板があったので、そちらに入店しました。

 看板メニューの夢笑ラーメン(864円)は、太麺の豚骨醤油ですが、もやしがたっぷり入って見た目ほどくどくはありません。分厚いチャーシューが2枚、シナチクとネギ、そしてニンニクがトッピングされています。浅めの器でスープもほとんど飲めました。
 席待ちのお客さんが数人いましたから、流行っている店なのでしょう。

 さて、胃袋に燃料を入れた後、ホタル学校に向かって県道377号線を北上します。徐々に道は狭くなり、勾配もきつくなります。木々に覆われ薄暗くまります。
 車の行き違いが厳しいほどの細い道。
 このままこの道を進んで大丈夫なのか。
 うなるようなエンジン音が聞こえてきたので隅に避けました。軽自動車が上っていきました。車が通過しましたから、行けるのでしょう。

 前方にフラフラしたロードバイクを見つけました。次第にその姿が大きくなります。
 今日の私のバイクは20インチ(451)なので、700cのバイクより登坂しやすいです。小径車の方がパワーが伝わります。
 横に並んだところで「すごい坂ですね」と声をかけました。男性は「足着きです」と、自転車を降りました。私はそのまま抜き去りました。

 「岡崎市」の標識が見えました。どうやら峠の頂のようです。
 道も視界も一気に開け、ペダル漕ぎ終了です。
 下り坂、最高!
 新東名のガードを潜り、大岩の湧き水を左手に通過すると、見えてきました。岡崎市ホタル学校の校舎です。
 校庭でしばし休憩。見学は割愛しました。
 下り基調の帰り道は楽です。

 おかざき世界子ども美術博物館の食堂に立ち寄り、アイスクリームを食べました。
 最後に、国道1号線ほたる橋南に立っている「天然記念物岡崎ゲンジボタル発生地」の石碑を確認。昭和10年の指定を記念して建立されたとあって、風雪に耐えてきた後が見て取れる古いものです。

 14時50分、美合駅にゴール。
 岡崎新発見のサイクリングでした。

使用自転車:KHS Manhattan m451S
走行距離:68.1km
走行時間:3時間49分
  

Posted by まつぼっくり at 20:23Comments(0)TrackBack(0)サイクリング

2016年10月14日

359 Jリーグ第2ステージ第14節(vsアビスパ福岡)

●2016年10月1日(土)午後  曇時々晴

 ついに、ついに、降格圏を脱出しました。
 5対0の大勝。今シーズン初の連勝です。
 試合の序盤は押し込まれる展開でしたが、前半18分にハ・デソンのJ1初ゴールで先制すると流れが変わり、ゴールラッシュとなりました。
 永井謙佑が、前半36分、後半2分と10分にゴールを決めリーグ戦初のハットトリック。そして、後半41分に途中交代で入った酒井隆介がヘディングシュートを決め5点目。守備も安定して、無得点。今季一番の試合と言っていい内容で、久しぶりにスッキリ勝てました。
 5得点もあると、試合後に大型ビジョンに流れるマッチデイハイライトも時間が長くなり、ファンにとっては見応えがあり、嬉しい限りです。

 残留を争う新潟が勝ったものの、甲府が敗れたため、
 13位 磐 田 勝点32
 14位 新 潟 勝点30
 15位 名古屋 勝点29
 16位 甲 府 勝点28
 17位 湘 南 勝点21
 18位 福 岡 勝点19
となりました。
 勝ち点差4の中に4チーム、四つ巴の残留争いです。
 そして、福岡の降格が決まりました。福岡のサポーターは泣いていました。愛するチームがJ2に降格するのは、辛くて、悔しくて、悲しいものです。クラブを愛する気持ちが強ければ、涙が出て当然でしょう。
 そうならないために、残り3試合、一つも負けられません。J1残留を懸けて死ぬ気で戦ってもらいたいです。
  

Posted by まつぼっくり at 23:08Comments(0)TrackBack(0)サッカー

2016年10月13日

358 瑞穂公園JOG その6

●2016年10月1日(土)午前    雨のち曇

 朝まで降っていた雨が上がり、走れるようになりました。
 パロマ瑞穂スタジアム周辺には、午後2時のキックオフにもかかわらず、多くのグランパスサポーターが集結していました。グランパスSAのセキヤさん、インパルス堤下敦のそっくりさん、コールリーダーさん、コアな方々が打ち合わせをしていました。
 ラグビー場、北陸上競技場、野球場など、施設の周りをぐるぐる回ると、結構な距離になりますし、変化があって面白いものです。

使用シューズ:asics GEL-1110
走行距離:10.0km
所要時間:1時間25分

  

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2016年10月08日

357 日長長浦JOG

●2016年9月25日(日)  晴

 2週間前に引き続き、再び新舞子から走りました。
 海ではウインドサーフィンや水上バイク、釣りを楽しむ大勢の人がいました。
 先回とは違うルートに行ってみます。
 狭い土地に田んぼや畑があり、トンボが飛び交い、路傍にはカマキリもいました。自然があります。
 軽トラックがぎりぎり通れるような細い道で、ブラインドカーブが多く、速く走れないところが自分にピッタリです。
 このコース、「日長長浦ジョギングコース」と名付け、練習コースの一つにしようと思います。

使用シューズ:converse マキシムⅢ
走行距離:8.5km
所要時間:1時間13分
  

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2016年10月05日

356 鯖街道・若狭熊川宿へ

●2016年9月24日(土)  曇

 馬籠、妻籠、奈良井、関、有松‥‥‥、宿場町を観光資源として活用し、賑わいを創出しているところです。そんな宿場町の一つ、以前から訪ねてみたいと思っていた福井県の熊川宿へ、連休の一日を使ってサイクリングに行きました。

 JR金山駅朝6時ちょうど発の普通大垣行きに、ビアンキを詰めた輪行袋を担いで乗車。例の如く先頭車両の後部乗降扉からトイレ前へ。ところが、古い車両だったので車椅子スペースはなく、4人掛けのボックスシートがありました。仕方なく、その座席の後ろに輪行袋を置き、着席しました。
 大垣駅で6時52分発の普通米原行きに3分の短時間で乗り換え。今度も古い車両でトイレの前は座席付き。そこには少しヤクザ風の強面の兄さんが、携帯で通話しながら足を投げ出してシートを独占していました。自転車を立てかけるところもなく、手で支えながら立っていました。
 米原駅で北陸線に乗り換え、さらに長浜駅で2両編成の近江塩津行きに乗り換え。
 余呉駅から5つのトンネルを潜り、8時25分、近江塩津駅到着。北陸線と湖西線の分岐駅です。
 輪行袋を担いで長い階段を下りていたら、
 「サイクリングですか」とお爺さん。
 「ええ、そうです」
 関心を持ってもらえて嬉しいです。

 国道8号線を1.5km程進み、道の駅「塩津街道あぢかまの里」の手前T字交差点を右折して国道303号線へ。ここから今津まではツール・ド・あいちロングライド琵琶湖で走り慣れた道です。

 琵琶湖サイクルラインはいつ走っても爽快です。今日は何か大会でも開催されているのか、と思うほど沢山のサイクリストとすれ違いました。

 赤い彼岸花が咲き乱れた園地に目が行きました。カメラを手にした大勢の人たち。『桂浜園地』の標識がありました。私も自転車を降りて、美しい花の群生をカメラに収めました。

 実はここを過ぎたT字路を右折すれば良かったのですが、直進してしまい、道に迷う羽目に。今津駅まで走って、行き過ぎたことに気づきました。
 駅前の観光案内板で確認して国道303号線に辿り着けました。

 国道8号線ほどではないにしろ、大型トラックが往来します。路側帯のない狭い道で大型車が迫ってきても逃げ場所がありません。恐怖感と同時に、恐縮した気持ちでペダルを漕ぎます。トラックは物流で経済を支えているわけですから、仕事のドライバーと遊んでいるサイクリストとは道路を使う重みが違います。

 水坂トンネルまでは上りです。
 道路を真っ直ぐにする改修工事が行われていました。新しくなった道路は路側帯もある程度幅があり、少し安心して走ることができます。道路整備が進むことを期待します。

 初めての道は不安もあります。特にトンネルがあると、自転車が通過できる道幅かあるだろうか、歩道があるだろうか。自転車を押して歩かないと行けないのかな。国道8号線の賤ヶ岳トンネルのようにトンネルを避けて峠越えをする羽目になるか。行ってみないとわかりません。
 人生を生きるのと同じです。

 保坂(ほうざか)の三叉路、左へ行けば京都へ、右に行けば若狭への道。右に進路を取ってしばらく行くと、心配していたトンネルが見えてきました。
 右側に歩道がある‥‥
 車の往来が途絶えるのを見極めて、道路を横断。前照灯を点けてトンネルを通過しました。
 さらに、寒風トンネルを抜けると、『福井県若狭町』の標識、そして『道の駅若狭熊川宿』の標識が目に飛び込んできました。
 県境を越えるのは、なんだか違う国に入った感じもあります。江戸時代の人達も近江国から若狭国に入ったときは、そんな感覚を抱いたのではないでしょうか。

 11時15分、熊川宿到着。約40kmの道程でした。

 「若狭街道」は、大陸文化の玄関としての小浜から若狭町(旧上中町)の日笠を通り、熊川を経て、滋賀県高島市朽木(旧朽木村)を越え、大原八瀬より京都への道を言います。熊川宿は日本海と都を結んだ中継地でした。
 古代から、若狭の国は、朝廷に食料を献上する御食国(みけつくに)のひとつでした。日本海で獲れた魚介類が京都へ運ばれ、若狭人の間では「京は遠ても十八里」と言われるようにもなりました。江戸時代以降、小浜で水揚げされた鯖を一塩して若狭街道を通って京へと運んだことから、「鯖の道」、そして「鯖街道」と称されるようになりました。

 道の駅の裏手の旧街道に回ると、緩やかにくねった道沿いに町屋造りの建物が続きます。
 宿場は東西に約1100m。街道の入口には平屋の「熊川番所」が復元され、二体の役人の人形が、当時のように往来に目を光らせています。その番所から小浜方面へ坂を下るように、上ノ町、中ノ町、下ノ町と続きます。自転車に跨がっているだけで、そろそろと動いていくので下り坂なのがわかります。

 熊川宿は1996(平成8)年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、2015(平成27)年には「海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群~御食国若狭と鯖街道~」として日本遺産の認定を受けました。
 しかし、小浜側の入口折り返し、今来た街道を戻ってみると、それぞれの建築物が現代風にカスタマイズされたと言うか、アレンジされたと言うか、古い町並みの情緒が余り感じられません。復元された建物が多いからか、整備され過ぎているからでしょうか。それに廃屋が目立つのも気になりました。せめて野ざらしにされた家財道具くらいは片付けてください。ちょっとがっかりです。

 熊川宿は山に囲まれています。道の駅から見える山々の木々の一本一本が、三角形に剪定され、整然と並んでいる様は、まるで絵画を見ているかのようです。川の流れも清らかで、自然の豊かさには感動しました。

 1時間ほど散策し、帰ることにしました。1台のローディが道の駅に入ってきて、お互いに軽く会釈。オートバイのライダーは大勢いましたが、ロードバイクはそのおじさん一人だけでした。

 水坂トンネルを越えた保坂交差点角、周りに民家がない所にぽつんと校舎が。
 こんなところに、なんで学校があるの?
 高島市立今津西小学校です。鎖で閉鎖された校門の横に「閉校の碑」がありました。石碑の裏を覗くと「平成27年3月閉校」と刻まれていました。児童のいなくなった学校が、山間の過疎地の寂しさを物語っています。

 復路は下りですから、楽ちんで軽快です。
 今津総合運動公園、箱館山を通過すると、行きに立ち寄った桂浜園地です。
 琵琶湖一周のときとは反対回りに走る湖畔道路は、新鮮に感じます。

 時計を見ると、近江塩津駅15時05分発の電車まで余り時間がありません。夕方の混雑を避けるには、これに乗らないと、次の電車は1時間後になってしまいます。残りの距離を考えると、峠越えで疲労した脚に鞭打ってペダリングを続けないといけません。

 岩熊トンネルを何とか14時半頃越え、近江塩津駅に到着。急いで輪行袋に自転車を詰め込み、切符を購入して、ホームへの階段を駆け上がると、当駅始発、播州赤穂行きの電車が待っていました。
 4両編成の最後尾、乗務員室の前に輪行袋を置き、そこに一番近い座席に座りました。
 乗客はまばらでしたが、停車駅ごとに増え、米原駅で降りるときにはかなりの人が立っていました。
 16時ちょうど発の大垣行きに乗り換えです。これで、17時半頃には熱田駅に着けるでしょう。

 ところが、です。近江長岡駅を発車して、まもなく柏原駅というところでした。突然電車が止まり、照明が消えたのです。
 何が起こったのか。
 「ただいま、変電所に職員が向かっております。しばらくお待ちください」
 女性車掌のアナウンス。停電です。
 エアコンも止まり、「ご迷惑をおかけします」「お急ぎのところ、申し訳ございません」と女性車掌が窓を開けてまわります。電力維持のため、車内放送設備も使えなくなってしまいました。
 いつになったら動くのか。
 せっかく、予定どおりの電車に乗れたのに、夕方の混雑時間帯になってしまう。
 災害ではないので、そんなに長く閉じ込められることはないだろう、と思っていましたが、結局、55分遅れて大垣駅に到着しました。
 ホームは通勤時間帯並みに混雑しています。
 乗車できたのは、17時55分発の豊橋行き特別快速。輪行袋を持った私は、周りの人には迷惑だったでしょう。肩身が狭くなりました。

 名古屋駅で普通電車に乗り換え、熱田駅で下車。自宅に着いたときは、時計の針は19時を回っていました。

使用自転車:Bianchi AXIS シクロクロス
走行距離:92.0km
走行時間:5時間39分
  

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