2020年12月16日

967 さよなら、タッチ-いのちへの責任

◆2020年12月4日(金) 晴ときどき曇

 飼い犬の命がもう長くないな、と思ったとき、死骸はどうすればよいのか、人に聞いたり、ネットで調べてみたりしました。
 すると、八事霊園斎場で死亡動物の火葬をしてくれることがわかりました。
 父親や義理の両親、親戚の葬儀などで八事斎場には何度か行っていますが、動物の火葬も行っていることは今まで全く知りませんでした。

 予約は不要で、死亡動物は段ボールなどの紙製の箱に入れます。人間のように木製の箱やプラスチックの容器は使用できません。箱の中には少量の生花や乾いた餌以外は入れないこととされています。火葬料(焼却料)は5kg未満の場合は1,100円です。

 12月4日朝8時45分、八事斎場に到着。
 管理事務所に入ると人間の受付の隣に動物の受付もありました。
 火葬料を支払い領収書を受け取ると、受付の方が「獣し棟」という火葬の場所に移動するように説明してくださいました。

 青いラインに沿って車で移動します。
 その場所は人間の火葬場の裏にありました。
 清潔な工場のような所です。連れてきた亡骸の箱を持って行くと、係の方が「この上に置いてください」と言われました。
 ステンレスの台の上に亡骸を納めた箱を置きました。動物はまとめて火葬するようですが、朝一番でしたので台の上には何もありません。 私は蓋を開け、餌の入った紙の器を亡骸の横に置き、蓋を閉めました。
 妻は「タッチ、ありがとね、それじゃね」と言って箱を撫でました。
 二人で合掌しその場を後にしました。

 動物を飼うことは、命に対する責任を持つと言うことです。
 単にかわいいから、というだけでは済みません。
 ケージを掃除したり、体を洗ったり、トイレシーツを交換したり、散歩に連れて行ったり、また、餌代、シーツ代、病院代など、時間とお金がかかります。
 宿泊の旅行も制限されます。
 その命を終えるまで世話をすることができない人、途中で遺棄してしまう人は、動物を飼ってはいけません。

 我が家で動物を飼うのは、これが最初で最後になります。自分の年齢からして、世話をする体力が衰えますし、動物より人間の方が先に旅立ってしまうかもしれませんから。
  

Posted by まつぼっくり at 22:05Comments(0)TrackBack(0)日常生活