2021年01月10日

984 はがきの年賀状

■2021年1月4日(月) 晴ときどき曇

 今年の干支は「丑」。牛は古来、農耕で人の暮らしを手助けしてきました。牛乳と牛肉は身近な存在ですし、栄養豊富な食べ物として欠かせません。そして、牛は粘り強さや誠実さを表すとも言われます。
 この1年、歩みは遅くとも、牛のように粘り強く、着実に進んでいきたいです。

 さて、今日までに、受け取るべき年賀状はほぼ届いたようです。
 還暦を過ぎると、年々年賀状の枚数は減っています。仕事での付き合いが少なくなり、先輩の方々や同年代の知人、友人でも亡くなる方がいらっしゃるからです。

 最近は、メールやLINEなど会員制交流サイト(SNS)が普及して、はがきの年賀状を出す人は減っているようです。
 若者世代では、身近な人は最近の状況もよく知っているので、メールやSNSで気軽に挨拶する方がよい、と考える人が多いようです。
 また、世代を問わず、時間と手間をかけたくない人も多いと思います。

 さらに、近年は高齢などを理由に「年賀じまい」をする人も増えています。
 長年、年賀状をいただいた方から「今年満八十歳を迎えます。年賀状のご挨拶はこれを区切りとし、今後はご無礼させていただきます。長い間のご厚情に感謝いたします。」と添え書きがありました。

 しかし、はがきの年賀状には、差出人の言葉そのものが手に取れる形で届き、何年経っても、容易に見返せる良さがあります。
 年賀状のやりとりは、普段あまりあったり話したりできない人たちや、過去に知り合い、同じ時代を生きている人たちとのつながりを確認する機会になります。
 古い人間の感覚かもしれませんが、はがきの年賀状には温かみがあります。

 年賀状を作成するのは、確かに面倒です。時間も労力もかかります。でも、年賀状のデザインや添える言葉を考えること自体が、頭を使い、手を使い、老化に抗う力になるのではないでしょうか。
 私は字が書け、パソコン操作ができるうちは、はがきの年賀状を出し続けたいと思います。
  

Posted by まつぼっくり at 21:56Comments(0)TrackBack(0)日常生活