2021年01月20日

989 愛知・名古屋に自転車ブームの波は到来せず

■2021年1月14日(木) 晴

 新型コロナウイルス禍で自転車の売り上げが好調だそうです。
 閉鎖されたスポーツジムの代替えや満員電車を避ける通勤手段のためのようです。
 さらに、自転車というスポーツそのものの人気が高まっているとも言われます。

 しかし、この状況は首都圏や関西圏での現象のようです。
 もともと電車通勤が主体の東京や大阪では、密を避ける目的で自転車を活用しようという機運が醸成されると思います。
 ところが、愛知県は車通勤が主体です。車自体が密を回避できる空間ですから、わざわざ自転車に乗り換える必要はないでしょう。

 また、首都圏の通勤電車は殺人的な混雑で、まさしく「三密」の極みの空間ですが、名古屋の通勤電車はそんなことはありません。私は名鉄で通勤していますが、朝は堀田駅では立っているものの鳴海駅から座れますし、帰りは全区間、確実に座れます。

 南区笠寺のサイクルパークカトウの店主・加藤さんは、「自転車ブームで忙しいでしょ、と言われるけど、それは東京、大阪の話。名古屋は良くも悪くも、トヨタの町。全然変わらんよ」と言っています。

 名古屋商工会議所に自転車で行っても、ビルに駐輪場がない。近くの名古屋市科学館の駐輪場に停めてくれと言われたそうです。自転車がいかに軽視されているかを物語るエピソードです。

 加藤さんは、「瑞穂通なんか、たくさんの高校生が自転車通学してるんだから、朝晩だけでも1車線を自転車レーンにしてやったらいいのに」とも。
 多くの自転車は歩道を走っていますから、歩行者の安全が脅かされているのが現状です。

 名古屋にわざわざ自転車ブームが到来することは望みませんが、行政は自転車や歩行者のための道路整備を推進してほしいものです。
  

Posted by まつぼっくり at 21:29Comments(0)TrackBack(0)サイクリング