2018年11月01日

680 探訪あいち 岡崎名水巡り

★2018年10月20日(土) 晴

 平成の名水百選は、2008年(平成20年)6月に環境省が選定した全国各地の「名水」とされる100か所の湧水・河川(用水)・地下水です。愛知県内では犬山市の八曽滝と岡崎市の鳥川ホタルの里湧水群の2個所が選定されています。

 今回の探訪あいちは、鳥川ホタルの里湧水群にある5つの湧き水を巡るサイクリングです。

 岡崎市の道の駅藤川宿に6人の参加者が集合しました。全員、アラ還以上の熟年集団です。
 輪行組としては、隣の美合駅の方が急行が停車して便利なのですが、車の人には無料で駐車できる道の駅の方が便利です。

 くらぽんさんは、大きなリュックサックの中に2リットルの空のペットボトルを6本も用意していました。湧き水の名前のラベルまで貼ってあります。5箇所プラス、帰りに一畑山薬師寺の水も汲んでいくそうです。全部入れたら10kg以上になります。その意気込みに驚きました。

 8時30分、道の駅を出発。
 旧東海道藤川の松並木を通って、国道1号線を横切り北上します。いつもは混雑していないのに、本日は渋滞しています。どうしてだろうと思ったら、おかざき世界子ども美術博物館で何かイベントがあるようです。

 県道37号線(男川せせらぎ通)を、右手に男川を見ながら東進します。「岡崎市ホタル学校」の大きな道路案内標識がある三叉路を右折。ここから鳥川(とっかわ)川に沿っての上り坂になります。
 3km少々で、鳥川の集落に入ります。

 まず1個所目は「ふないどの水」。
 県道377号沿い、個人の御宅のすぐ脇にあります。残念ながら、ここは水が湧いていません。水源が涸れている訳ではないようですが、どういう都合なのでしょうか。

 2個所目は「大岩の水」。
 ここも県道377号沿いにあります。裏山に大きな岩があり、その岩から湧き出しているように見えたことからこの名前が付いたということです。
 湧水は当然ですが「生水」です。
 「この水は、飲用を保証するものではありま せん。飲用する場合は、各自の責任でお願い します。   岡崎市」
との注意書きがあります。

 3個所目は「庚申(こうしん)の水」。
 県道を南下し、新東名高速道路を潜った先の道路脇にあります。湧き水の上に通称「上の庚申様」の祠が祀られていることからその名が付きました。かつては水量がとても安定していましたが、最近、水が細くなってしまうことがあるようです。すぐ近くに高速道路が開通したことが影響しているのでしょうか。

 ここで折り返し、ホタル学校を見学します。
 廃校になった鳥川小学校の校舎を改装してできた施設です。
 ウォーキング教室の集まりだという、年配のハイカーの集団が先客でいました。代表らしき男性に集合写真のシャッターを押してもらいました。

 4個所目は「産湯の滝」。
 大岩の水や庚申の水と違い、車道から少し山道を歩かないと行けないので、訪れる人も少なかったのですが、2016年に環境省のインターネット投票で「秘境として素晴らしい名水」の第一位に選ばれてからは、案内看板も整備されました。
 私達も自転車を停め、300mほどオフロードを歩きました。
滝と行ってもこれが滝なの、と言うくらい小さな小さな滝です。
 「生まれてきた赤ちゃんの健やかな成長を願い、戦前まで産湯に使われていました。」との説明書きがあります。

 最後に、5個所目の「延命水」を目指して、ヒルクライムです。各自のペースで上ってもらいます。
 hbさんは一番年配ですが、一番先に到達しました。すごい脚力ですね。サプリメントで体をつくり、室内でもZWIFTでローラートレーニングされている賜です。

 「延命水」は、5つの湧き水の中で、最も標高の高いところにあり、一番人気があります。
 「延命水」の名の水は、縁起が良いこともあって、長野県や岐阜県、島根県など全国各地にあります。
 岡崎の「延命水」も長寿の水として市内外から多くの人が汲みに来ているようです。
 名前のとおり、飲めば寿命が延びることまちがいなし!?
 でも、いくら寿命が延びても寝たきりで長く生きるのは辛いですね。できたらピンピンコロリで、余命と健康寿命が一致して死ぬのが理想でしょう。

 くらぽんさんは、2リットルのペットボトル2本に水を詰めています。これで合計5本、10kgの水を背負ってのサイクリングになります。このあともう少し上りがあるので大変です。
 私も持参した500mℓのペットボトル2本に汲みました。

 私達が到着したあとすぐに、岡崎ナンバーのプリウスがやって来ました。ちょうど良いタイミングです。ドライバーの年配の男性に、集合写真のシャッターを押してもらいました。その方は「ここの水はイイですよ」と言われ、大きなポリタンクに湧き水を入れていました。

 さて、峠を越えると、あとは下りです。
 途中、みつわ広場に立ち寄ります。かつて大雨河小学校だったところです。
 この小学校は、1874年(明治7年)、正泉寺に仮教場がおかれたことが元になります。2010年(平成22年)に閉校になるまで130年以上の歴史がありました。「大雨河小学校」という校名自体、名水の場所に相応しいと思います。

 県道をさらに下り、三叉路を右折、くらがり渓谷に向かう途中に、古民家を改装した「Cafe Jiiva(ジーバ)」があります。店先にサイクルラックが設置され、自転車族に優しいカフェです。
 出発前に電話で6人利用しますと伝えておいたので、席が確保されていました。
 定番のランチは750円で、おかず2品と小鉢が付いて値段の割にとてもお得です。ただ、量は少なめで、沢山食べたい人には物足りないかもしれません。

 「どこから走ってきたんですか?」
 マスターの女性に聞かれました。
 「道の駅藤川宿に集合し、ホタル学校や延命水を回ってきたところです」
 延命水には地元ながら行ったことがないとのこと。
 サイクリストがよく利用する店ですから、ボトルに水を補給してくれますが、本日は湧き水を補給済みのため、遠慮させてもらいました。

 正午過ぎ、帰路に着きます。左手に男川を見ながら、やや向かい風を受けながらも、下り基調の道を気持ちよく走ることができました。

 hbさんが、そして青のタイレルさんが途中で分かれました。
 約1時間で道の駅藤川宿に到着。
 皆様、お疲れ様でした。

サイクリングコース
道の駅藤川宿(午前8時30分)→ 旧東海道藤川の松並木 → 国道1号線 → 県道37号線 → 県道377号線 → ふないどの水 → 大岩の水 → 庚申の水 → ホタル学校(旧鳥川小学校) → 産湯の滝 → 延命水 → 県道334号線 → みつわ広場(旧大雨河小学校) → 県道37号線 → 〔昼食〕→ 県道37号線 → 道の駅藤川宿・解散(午後1時10分)
距離:53km、高低差:299m
所要時間:4時間40分

使用自転車:Bianchi AXIS シクロクロス
走行距離:59.7km(累積7439km)
所要時間:3時間40分

参加者
deepportさん、hbさん、くらぽんさん、高浜の石川さん、青のタイレルさん、幹事 計6人


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