2021年01月18日

988 ストーブリーグ

■2021年1月12日(火) 晴

 プロ野球もJリーグもシーズンオフで契約更改や移籍が話題になる時期です。
 いわゆる「ストーブリーグ」です。

 この名称の由来は、プロ野球のオフシーズンである「ストーブの必要な季節に取り交わされるファンの噂話」からきており、英語では「hot stove league」といいます。もともとはプロ野球での用語でしたが、他のスポーツにも波及したものです。

 私の好きな名古屋グランパスでも、移籍が活発に行われています。

 本日、オ・ジェソク(OH Jae Suk)選手が韓国の仁川ユナイテッドへ、9日に秋山陽介選手がベガルタ仙台へ、7日に杉森考起選手が徳島ヴォルティスへ、6日に青木亮太選手がコンサドーレ札幌へ、ジョアン・シミッチ選手が川崎フロンターレへ、昨年12月に深堀隼平選手が水戸ホーリーホックへ、長谷川アーリアジャスール選手がFC町田ゼルビアへ、千葉和彦選手がアルビレックス新潟へ、太田宏介選手がオーストラリアのパースグローリーFCへ、それぞれ完全移籍することが発表されました。
 実に8人もの選手がグランパスを去ります。

 反対に、セレッソ大阪から柿谷曜一朗選手と木本恭生(やすき)選手、浦和レッズから長澤和輝選手、サガン鳥栖から森下龍矢(りょうや)選手、川崎フロンターレから齋藤学選手の5人の移籍加入が発表されました。
 また、東海学園大学の児玉駿斗が新加入します。

 オ・ジェソク選手は昨年7月にガンバ大阪から加入してわずか半年間の在籍でしたが、22試合にサイドバックで出場して、グランパスのJリーグ3位確保に大きな貢献をしました。21年シーズンも活躍を期待していただけに、とても残念です。

 杉森考起選手はグランパスのアカデミー出身で“名古屋の宝”とチャントで歌われた逸材でしたが、目立った活躍を見せることはできませんでした。
 青木亮太選手もグランパスに7季在籍した生え抜きですが、ケガが多くて出場が少なく、これといった成績を残すことはできませんでした。
 本人の力不足か、クラブの育成力が不十分だったのか、原因は様々あると思いますが、厳しいプロの世界では致し方ありません。

 サッカー選手の現役としての平均寿命(在籍年数)は『2年〜3年』と言われるほど短く、平均引退年齢は『25〜26歳』と言われています。選手として活躍できるのは、平均して6年ほどとされています。一度もピッチに立たず、その名を知られることなく、静かに引退していく選手も多いのが現実です。

 例えば、高校を卒業して華々しくデビューを飾り、鳴り物入りでJデビューを果たしても不運な怪我やプロの洗礼を浴びて目がでず3年で引退‥‥、となると引退年齢は21歳。21歳と言えばちょうど同世代は大学4年生を目の前に、就職活動を意識し始める時期です。

 少し古いですが、英紙「デイリー・メール」の調査によると、2014年においてJ1に所属しているサッカー選手の平均年俸は約2,323万円だそうです。
 現役生活の平均6年で単純計算すると、生涯年収は2,323万円×6年で約1億4千万円となります。しかし、ルーキーのころから1千万円以上の年俸をもらえるわけではないので、実際にはこの半分以下になるでしょう。

 日本代表や海外のリーグで活躍したり、30歳を超えても試合に出場し、第一線で活躍し続ける選手であれば、現役時代に稼いだお金だけで一生暮らしていくことも可能です。
 引退後もコーチや監督となったりできるのは、現役時代に実績がある人ですから、ほとんどの選手は、一般の人と同じように企業に就職したり、何か自営をしたりしてお金を稼ぐ必要があるのが現状です。

 こうした現状を鑑みると、53歳の三浦知良選手が横浜FCと新シーズンの契約し、プロ生活36年となり、昨年も実際にピッチに立っているのは、奇跡、驚異としか言い様がありません。120歳まで生きるよりすごいことだと思います。まさに“キングカズ”です。

 いずれにしても、グランパスサポーターとしては、グランパスに在籍した選手の動向は今後も注視していきますし、新規加入選手の活躍を期待します。


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