2021年02月05日

995 夜行列車

■2021年1月25日(月) 晴

 1月22日にJR東海道本線の「ムーンライトながら」の運行終了が発表されました。
 東京と大垣間の夜行快速列車でした。JR東日本とJR東海は、乗客の行動様式の変化により列車の使命が薄れてきたこと、及び使用車両の老朽化を理由にしています。

 私は若い頃、夜行列車や寝台列車を使って、鉄道の旅をよくしていました。

 「ムーンライトながら」には、青梅マラソンに出場するときは、行きか帰りのどちらかで度々利用していました。宿泊代と交通費、そして時間を節約するためです。

 大阪と青森を結ぶ寝台特急「日本海」には「デュアスロンinよもぎた」に出場した帰路、青森から敦賀まで乗車しました。
 「庄内デュアスロン大会in酒田」に出場したときの往路で、寝台特急「あけぼの」に上野から酒田まで乗車しました。

 大阪天王寺から和歌山の新宮までの夜行列車を利用して、紀伊半島一周をしました。
 また、京都から山陰線の夜行列車を使って米子まで行き、伯備線で岡山を経由して名古屋まで戻ってきたこともあります。
 夜行列車と青春18切符を組み合わせると、距離が稼げるのでかなり遠いところまで行くことができました。

 新幹線の延伸、高速道路の整備による夜行高速バスの普及、格安航空(LCC)の就航、ビジネスホテルの低価格化などにより、夜行列車の利用者は減少してきたため、当時の夜行列車や「ブルートレイン」は廃止されてしました。JR九州の「ななつ星」などの豪華寝台列車を除くと、定期運行されている寝台列車は「サンライズ出雲・サンライズ瀬戸」だけとなっています。

 かなり古いですが、はしだのりひことクライマックスの『花嫁』に
 「♪花嫁は 夜汽車にのって とついでゆくの♪ (中略)
  ♪何もかも 捨てた花嫁 夜汽車にのって♪」
とあります。
 私と同い年の石川さゆりの『津軽海峡・冬景色』は
 「♪上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は雪の中♪」
という歌詞です。

 夜行列車には旅の情緒を増幅する魅力があります。
 『花嫁』や『津軽海峡・冬景色』のような歌詞は、今後生まれることはないでしょう。
 時代の流れとは言え、夜行列車の利用経験者としては、とても寂しく感じます。


この記事へのトラックバックURL

http://ma24ta.mediacat-blog.jp/t142387