2020年12月05日

960 J1リーグ第27節(vsFC東京)

◆2020年11月15日(日) 晴

 人は誰しも、お金や時間を使うときは、いろいろと考えを巡らせて、それに見合う価値を求めるのが自然です。
 お金を払ってわざわざスタジアムまで足を運んだのに、つまらない試合だったら不機嫌になります。
 今日の試合は観戦価値のある、白熱した、素晴らしい内容でした。それは単にグランパスが勝ったからだけではありません。
 拮抗した展開で、どちらが勝ってもおかしくないせめぎ合いでした。

 FC東京には、2015年以来勝ち星がありません。今シーズンも2回対戦して2回とも敗れ、苦手とするチームです。しかも、センターフォワードの金崎夢生選手と山崎凌吾選手をケガで欠き、戦力ダウンが否めない窮地の状況です。前線には阿部選手、ガブリエル・シャビエル選手、マテウス選手と、小柄な選手ばかりで“空中戦”では全く分がありません。
 しかし、今日は主導権をグランパスの方が握っているように見えました。“地上戦”に持ち込み、決定機をつくらせず、複数の選手が連動してチャンスを量産します。
 FC東京のGK波多野選手が好セーブを連発し、ゴールを許さなかったのは、敵ながらあっぱれです。

 後半もアディショナルタイム(5分の表示)に入り、このまま引き分けかと思いました。難敵のFC東京相手に引き分けなら御の字です。

 しかしながら、ドラマは最後の最後の演出されたのです。
 マテウス選手の放ったシュートがペナルティエリアの相手選手に当たり、ボールがゴールラインを割りました。すると、審判がペナルティマークを指さし、PKの判定をしました。
 倒されたわけでもないのに、何でだろう?
 実は、高萩選手の腕に当たっていたのです。ペナルティエリア内でのハンドで、PKを獲得したのです。
 キッカーはマテウス選手。観衆は息を飲んで、祈るように見守っています。
 強いキックはゴール右へ。キーパーは左に飛んで、ボールはゴールネットを揺らしました。
 ゴ~ル!!!

 緊迫した接戦を制したグランパスが勝利を収め、勝ち点3。3位と4位の直接対決ですから、勝ち点6の価値があります。

 劇的勝利はグランパスファミリーを上機嫌にしたに違いありません。

<試合結果>
豊田スタジアム
1対0(前半0-0、後半1-0)
得点:【名古屋】①マテウス(後50)、【東京】なし
観衆:16,709人、開始:午後7時
主審:松尾一
<成績>
16勝4分け9敗、勝点:52、得点:40、失点:27、得失点差:13、順位:3位
  

Posted by まつぼっくり at 20:10Comments(0)TrackBack(0)サッカー