2020年12月15日

966 ありがとう、タッチ

◆2020年12月3日(木) 晴ときどき曇

 2020年12月3日、我が家の飼い犬「タッチ」が14年と8か月の生涯を閉じました。

 2006(平成18)年4月8日生まれの雄のチワワです。
 チワワの平均寿命は10歳から15歳程度と考えられています。中型犬は12歳前後、大型犬は9歳前後が平均寿命と言われており、小型犬になるほど比較的平均寿命が長い傾向にあります。
 そうすると、「タッチ」は長生きだったと言えるでしょう。

 私は特別に愛犬家ではありません。進んで犬を飼うつもりはありませんでした。
 子供が小学生の時、「犬が欲しい」と言うので、「死ぬまで面倒を見ること」を条件にペットショップで買ったものです。
 ところは、子供はほとんど世話をすることはなく、ケージを掃除するのも散歩に連れて行くのも私の役割となりました。家族の中で私が一番接する時間が長かったでしょう。

 人間と比べて犬は短命で、人間の年齢に換算すると1年で人間の数年分の歳をとります。7歳になれば(人間でいう40歳半ば)中年期の始まりですし、11歳(人間でいう70~80歳)では本格的にシニア期です。

 タッチは、1年前ぐらいから目が見えなくなり始めました。
 今年になってから歩くのが不自由になりました。徐々に転ぶことが多くなりました。
 8月末の散歩が屋外での最後の散歩になりました。
 9月になり、立ってもふらつくことが多くなりました。
 10月には横になっていることが多くなりました。
 11月になると、立つことができなくなり、ほとんど寝たきりになりました。それでも食欲はあるようで、餌はちゃんと食べます。水も力強く飲みます。
 12月になって、あまり餌を食べなくなり、水を飲む力も衰えてきました。
 「お迎えが近いかな」と妻が言いました。

 12月3日の朝、鳴くので水が欲しいのかなと思い、水の方向に体を動かしましたが、力なく一口なめただけでした。
 そして、その日の午後6時頃、ついに息がなくなり、動かなくなりました。

 年齢からして老衰だったと思います。何か病気があったかもしれませんが、苦しむこともなく逝ってくれたので、安心しました。

 生きていれば、いつかはお別れする時が来ます。今日がその時でした。

 「剥製みたいになっちゃったね」と妻が一言。
 名古屋グランパスのエンブレムの入った白い段ボールの箱の中に白いタオルを敷き、遺体を収めました。体温のなくなった体に触り、死んでしまったんだな、と実感しました。

 涙もろい私です。床に入って目を閉じると、自然と涙が溢れてきました。
 悲しい、辛い、という涙ではなく、今まで一生懸命生きてくれた、健気に頑張ってくれたという、感動、感謝の涙です。
 ありがとう、タッチ。
  

Posted by まつぼっくり at 21:44Comments(0)TrackBack(0)日常生活